【パーキンソン病】【五十肩】の改善事例
K・T様
痛みで肩が動かせなかった。足が動きにくく痛みもあり長距離は歩けなかった。
ご利用者様データ
年代・性別 | 60代・女性 |
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疾患名 | パーキンソン病、五十肩 |
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発症からの期間 | 2ヶ月 |
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症状 | 右肩屈曲90°からの痛み。左手の震え、腫脹、動き緩慢。左足部の痛み。 |
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リハビリ目的 | 痛みの軽減と動きやすさの改善。 |
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当センター通所期間 | 2ヶ月 |
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当センター通所回数 | 16回 |
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ご利用メニュー | 30日間改善コース(週2回:90分) |
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右肩は“痛み”が強く、生活場面での制限も生じており、左半身はパーキンソン病の影響で、すり足による“たこ”や手部の“震え”が出現していました。
右肩の痛みは睡眠も阻害するとのことで、まずは痛み消失へ向けてリハビリを開始しました。
痛みが生じている期間が長かったため関節周囲の組織変性、回旋筋腱板の弱化が生じている状態でした。
組織変性に対しては硬い部分を緩め滑液循環による自己再生を促す介入を行い、回旋筋腱板の弱化に対しては極僅かな筋収縮を利用して賦活を図りました。
パーキンソン病に関しては、薬物療法とリハビリの併用が理想的です。パーキンソン病の影響で1日の中でも身体の動かしやすさの変動が出現します。そのため、1日の身体の状況を知る必要があるため、ご本人に1週間分の身体の動き具合、服薬時間などを記載して頂きました。
リハビリ時は身体が動かしやすい時間帯で来て頂き、身体を整えた後に全身を大きく、頻回に動かす体操を実施しました。
リハビリ結果
【介入開始から2ヶ月後の結果】
五十肩症状である肩の痛みは軽減し、洗濯物干しが容易になりました。パーキンソン病の症状であるすり足は軽減、左手の震えも消失し屋外歩行時の疲労度も激減しました。
【介入から2ヶ月以降の様子】
介入から2ヶ月以降も利用は継続されており、肩の痛みは消失し可動域も改善、パーキンソン病は服薬調整に時間を要したこともあり1日の中でも変動が激しかったですが、最終的には動きやすい状態が安定し動きにくい状態の際も程度は軽減しております。
【現在の肩の動き】
最終域での抵抗感は残存していますが、痛みは消失したためスムーズに肩が挙がります。
【介入当初と現在の歩容変化】
体幹の柔軟性向上により腕の振りと体幹の捻り運動が大きくなり、足部周囲筋の活性化にてすり足は消失しました。結果的に歩行速度も向上しました。
【現在の服薬状況と動きやすさの表】
寝起きの動きにくさはありますが、日中の動きやすさは改善しました。
特別インタビュー
最後に
【五十肩について】
以前左肩が五十肩になった際は、別の治療院で痛みを我慢して実施しても完治に数年かかりましたが、ここでは何をされているのかわからない程ですが良くなっていくはわかりました。いつの間にか痛みも減り、腕が挙がるようになっていました。
【パーキンソン病について】
開始当初は、左手の震え、すり足があり”たこ”が痛かったですが、いつの間にかどちらも無くなっていて歩きやすくなりました。
セラピスト
メッセージ
五十肩はリハビリを重ねる毎に改善し、日常生活場面で右肩を使用する時の状況に変化があると、ご本人により「○○ができるようになりました。」と報告を受けることがとても喜ばしく思いました。
パーキンソン病は進行性ではありますが、早期介入であり薬物療法とリハビリを併用し実施したことで良い効果がでていると感じます。
現在はさらなる歩容改善に向けて取り組んでおられますので、一緒に頑張りましょう。
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