【めまいの改善に向けて】前庭リハビリテーションの実例紹介

S・T様

メニエール病から慢性のめまいに移行しお悩みの方。

ご利用者様データ

年代・性別40歳代男性
疾患名メニエール病
発症からの期間4ヶ月
症状めまい・浮遊感
リハビリ目的めまい・浮遊感の改善、復職
当センター通所期間1ヶ月
当センター通所回数4回
ご利用メニュー30日間週1回60分コース

右への回転性眩暈と歩行時の浮遊感が主症状としてありました。夜も眠れず、不眠によるストレスからもめまいの増悪に繋がり、負の悪循環に陥りました。

まずは実際に眼球の動きなどを確かめて眼振をチェック。

そして、どのような「動き」・「場面」・「頻度」等詳しく調査しながら、客観的にどのような状況でめまいが誘発するのかを具体化します。

リハビリとしては、ガイドラインに基づいて、お客様にフィットする形で再編集したオリジナルの「チェックリスト」を基に行う「前庭リハビリ」。

 

1週間に1度の来店のため、リハビリ内で行った内容を動画サンプル・紙面でのチェックリストをお渡しし、自宅でも毎日続けて貰っています。

そして、めまいの原因に客観性をもたせ、行動を変容させる「認知行動リハビリ」の二つを合わせてプログラムを行いました。

また、心理的な不安がめまいの誘発に関与している可能性が高いため、定期的なカウンセリングとフィジカルアセスメント・自主トレ指導等、その人に合わせたオーダーメイドでのリハビリを行いました。

リハビリ結果

前庭リハビリとして3ヵ月の継続が推奨されているため、まだ改善途中ではありますが、動作自体への「慣れ」と眼球運動のスピード・バランス面の向上は認めます。

特定の回旋の動きでのめまいは残存していますが、動作のスピードを上げて行えるようになり、少しずつ改善の兆しは見えています。

また、初回来店時の時は初めての場所に来るだけで不安になり、めまいの誘発や終わった後の疲労感に直結している様子がありましたが、場所への「慣れ」も出てきて心理的ハードルが下がった分、次のプログラムに集中できるようになったことは大きなメリットです。

特別インタビュー

ご利用までの経緯

今年の7月にメニエール病になって、回転性眩暈がでました。

そこから鍼灸治療と整体に通いました。

2・3ヵ月経って、回転性めまいは収まりましたが、浮遊感は残存しました。

10月末から病状について色々と調べ、自分の症状がPPPDに当てはまると思いました。そこで前庭リハビリが必要だと思いました。

たまたまネット検索でエールの「めまい」についてのコラムを目にし、ここでなら改善するかもしれないと思い、体験を受けました。

初回体験時の状況

どういう時に眩暈が起こるのか、自分の動きの弱さを客観的に教えて貰えたので、ここで続けていけたら良くなると思いました。

最後に

復職が目標です。そのために最大のパフォーマンスが発揮できるようにしていきたいです。

セラピスト
メッセージ

めまいを誘発する病気に関しては心理的要因やその他の環境要因で慢性的なものに移行しやすいです。

その病気特有の症状だけでなく、複合的に症状が起きている可能性があります。

そのような場合にどのように対処すればいいのか、どのように訓練していけばいいのか、客観的な意見が入ることで道筋が見えてくるかもしれません。

エール神経リハビリセンターではあなたの状態を客観的に評価し、その人にあったオーダーメイドのリハビリプログラムを提供することができます。

一緒に回復に向かって取り組んでいきましょう。

エール神経リハビリセンター 伏見 外観写真

〒612-8427 
京都市伏見区竹田真幡木町85
TAKEDA SPACE 102
専用駐車場完備
受付時間 10:00 - 18:00
定休日 日・祝、夏季、年末年始

営業時間
10:00 - 18:00

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