こんにちは!理学療法士の日置です。
本日はMSI・SJFアプローチについてお話をしていきます。
MSI(Movement System Impairments Syndromes)とは運動機能障害症候群のことです。
そして、MSIアプローチのコンセプトは体の姿勢や動きを正常へと導き、筋肉や骨の疼痛予防や回復を促すことです。
その中には簡単なエクササイズでの運動制御や、普段の動作・動きの指導、環境を調整することによって運動を制御していきます。
普段の姿勢や痛みは生活習慣に関係している為、何気ない動きが組織に小さな傷になり痛みや運動能力の低下へと繋がっていきます。
麻痺の方のリハビリでも、その方の体に合った手や足の動かしかたや、立ち方・歩き方を分析して正常な運動へと導きます。
SJF(Synovial Joints Facilitation)とは関節内運動学に基づく関節内運動及び関節の潤滑機構に基づく技術を用いて、関節内運動機能障害を治療し自動・他動における関節の動きを量的・質的に改善する治療的運動技術です。
関節内運動機能障害とは、病気による変形の無い、関節内運動の機能的な障害で、痛み、しびれ、晴れ、筋肉の緊張などを呈するものです。
関節運動では、逸脱した動きや制限を徒手的に修正し、運動を円滑にできるよう誘導します。
また、関節を良い状態へと動かすことで、筋肉への収縮も促通されます。
歩行や立ち上がりへ影響を与えている、関節・筋肉の動きを分析・修正を行い、正常な運動へと導きます。
エール神経リハビリセンター伏見では全身の状態を見させて頂き、目標へと向けてリハビリを実施していきます。
脳梗塞だけでなく、パーキンソン病などによる神経疾患、変形性膝関節症などの整形疾患に対してもリハビリを行っています。
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