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【よくある誤解:リハビリのためマッサージや、自主的な筋トレをしているから十分?】
エール神経リハビリセンター伏見、理学療法士の米田です。
今回は、「リハビリのためマッサージや、自主的な筋トレをしているから十分なのか」についてのお話です。
結論から申し上げますと「マッサージ」は、疲労回復や癒し効果のためにいくもの。ほぐしただけでは麻痺は改善しきれない。「筋トレ」は、廃用症候群対策にはなるものの、脳卒中の後遺症である麻痺の改善には、それ単体では意味がない。ということになります。
麻痺には特異的な悪いパターンがあります。例えば、手を動かそうとして肩が挙上してしまうなど、手を動かそうとしているのに肩に力が過度に入ったりします。このような悪い運動パターンで過ごしていると、筋肉のアンバランスが起こり、肩が固く凝り固まってしまったり、痛みが生じたりします。肩をほぐすと一時的に楽になったような気がしますが、またすぐに元に戻ってしまいます。
マッサージが必ずしもダメというわけではなく、関節を動きやすくするために固いところをほぐしてからリハビリをする場合も多々あります。要するにマッサージだけでは「改善」に繋がらないということです。
筋トレは、自己流で間違った悪いパターンで行うとさらに悪くなることが少なくありません。
「改善」を目的とするのであれば、専門的なリハビリは必須だと思います。
ちなみに、原因不明な腰痛や変形性膝関節症などの運動器疾患も普段の悪い姿勢や歩き方、悪い運動パターンからきていることも多いです。
エール神経リハビリセンター伏見では、経験豊富な理学療法士・作業療法士がチームを組みご利用者様の思いを実現できるよう最善を尽くします。ご興味があれば体験に来ていただけると嬉しいです。
また、脳卒中後遺症による麻痺だけではなく、パーキンソン病などの神経障害や、変形性膝関節症、脊柱管狭窄症など運動器疾患、慢性疼痛など様々なお身体の悩みに対してもご対応させて頂いております。
「諦めたくない。もっとこうなりたい」というお気持ちを何でもいいのでお聞かせください。
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