こんにちは!京都にある自費リハビリセンターを運営しています。
センター長の米田です。
今日は骨折と荷重について語っていきます。
1.はじめに
骨癒合は骨折後の回復過程であり、適切な荷重がこのプロセスにおいて重要な役割を果たします。荷重は骨の修復を促進し、骨の強度を回復させるために必要です。以下に、骨癒合と荷重の関係について詳しく説明します。
2.骨癒合のメカニズム
骨癒合は、主に二次的骨癒合(間接的癒合)と一次的骨癒合(直接的癒合)に分類されます。二次的骨癒合は、骨折部位における微小な動きと荷重が重要であり、これにより軟骨が形成され、その後硬い骨に変わります。このプロセスでは、適度な荷重が骨の再生を促進しますが、過剰な荷重は再骨折のリスクを高める可能性があります。
3.荷重の重要性
血流の促進: 荷重をかけることで、骨折部位への血流が増加し、栄養素や酸素が供給されやすくなります。これにより、骨の修復が促進されます。
筋力の維持: 荷重をかけることは、筋肉の萎縮を防ぎ、筋力を維持するためにも重要です。特に、下肢の骨折後は、部分荷重を行うことで筋肉の機能を保つことができます。
感覚機能の維持: 荷重をかけることで、関節や筋肉の感覚機能が維持され、立位や歩行の動作感覚が向上します。これにより、リハビリの効果が高まります。
4.荷重の実施方法
荷重は段階的に行うことが推奨されており、通常は手術後2〜4週間後から開始します。初めは30%の体重をかけ、その後75%、最終的には100%の体重をかけることが目指されます。この段階的なアプローチにより、骨の修復が進むにつれて安全に荷重を増やすことができます。
5.注意点
過剰な荷重は骨の炎症や偽関節・変形を引き起こし、骨癒合を妨げる可能性があるため、医師や理学療法士の指導の下で行うことが重要です。特に高齢者や骨折の種類によっては、慎重なアプローチが求められます。
6.結論
骨癒合において荷重は不可欠な要素であり、適切な荷重をかけることで骨の修復が促進されます。リハビリテーションの過程では、段階的に荷重を増やし、医療専門家の指導を受けながら行うことが重要です。これにより、骨の強度を回復させ、再骨折のリスクを低減することができます。
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