【理学療法士解説】心腎連関とは?リハビリへの影響と活用法

こんにちは!京都にある自費リハビリセンターを運営しています。

センター長の米田です。

今日は心腎連関について話していこうと思います。

1.心腎連関ってなに?

心腎連関とは、心臓と腎臓が互いに影響し合う病態を指し、片方の臓器に機能不全が生じると、もう一方にも悪影響を及ぼすことが知られています。この関係は、心不全や慢性腎臓病(CKD)などの疾患において特に重要です。心血管疾患(CVD)や慢性腎臓病(CKD)の患者に対しては、リハビリテーションが特に重要です。

2.心腎連関のメカニズム
心腎連関は、以下のような要因によって形成される悪循環を含んでいます:

①高血圧: 高血圧が続くと、心臓はより強く収縮し、心筋が肥厚します。これにより心機能が低下し、不整脈や心不全のリスクが高まります。同様に、腎臓の血管にも負担がかかり、腎機能が低下します。

②レニン-アンジオテンシン-アルドステロン系の活性化: このホルモン系は血圧調節に関与しており、心臓と腎臓の機能に影響を与えます。

③酸化ストレス: 体内の酸化ストレスが増加すると、心臓と腎臓の両方に悪影響を及ぼすことがあります。

これらの要因が相互に作用し、心腎連関を形成することで、心臓病と腎臓病のリスクが高まります。

4.心腎連関の臨床的意義
心腎連関は、慢性腎臓病の患者が心血管疾患を併発しやすいことを示しています。実際、CKDの患者は心筋梗塞や脳卒中のリスクが高く、逆に心血管疾患を持つ患者もCKDを発症する可能性があります。心不全の患者の約3人に1人は腎機能の低下が見られ、急性心不全の入院患者の20~30%が急性腎障害を発症することが報告されています。

5.リハビリテーションの重要性
心腎連関を考慮したリハビリテーションは、以下の理由から重要です:

・機能改善: 心臓リハビリテーションは、心不全やCKD患者の心機能を改善することが示されています。運動療法は、心臓のポンプ機能を向上させ、全体的な体力を増強します。

・生活の質の向上: リハビリテーションは、患者の生活の質(QOL)を向上させることが期待されます。特に、CKD患者においては、運動療法が身体機能を改善し、日常生活の活動性を高めることが報告されています。

・合併症の予防: 心腎連関を意識したリハビリテーションは、心血管疾患や腎疾患の合併症を予防するために重要です。定期的な運動は、心血管リスクを低下させ、腎機能の維持にも寄与します。

・早期発見と治療: リハビリテーションを通じて、心機能や腎機能の異常を早期に発見し、適切な治療を行うことが可能になります。これにより、心腎連関による悪循環を防ぐことができます。

6.結論
心腎連関を理解し、リハビリテーションを適切に実施することは、心臓と腎臓の健康を維持し、患者の生活の質を向上させるために不可欠です。心腎連関を意識した包括的なアプローチが、患者の予後を改善する鍵となります。

 

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