専門的な機械がないと難しい?京都のリハビリでAT値を改善し健康な体へ

こんにちは!京都にある自費リハビリセンターを運営しています。

センター長の米田です。

昨日にしたATの話しの続きとなります。

※AT値は「Anaerobic Threshold」の略で、無酸素性作業閾値を指します。

近年、AT値を測定するための新しいアプローチが開発されています。従来の方法では、心肺運動負荷試験(CPX)を用いて呼気ガス分析を行う必要がありましたが、以下のような非侵襲的かつ簡便な方法が提案されています。

1. 汗乳酸センサの利用
皮膚に貼るだけで汗中の乳酸値を測定できるバイオセンサが開発されました。この方法では、運動中に生成される乳酸を連続的にモニタリングし、そこからAT値を推定します。この技術は、従来の呼気ガス分析に比べて簡便であり、高価な機器を必要としないため、心疾患患者のリハビリテーションにおいて広く利用される可能性があります。

2. パルスオキシメータを用いた方法
パルスオキシメータを使用して、経皮的酸素飽和度(SpO2)と脈拍数(PR)を測定することで、AT値を推定する方法も研究されています。この方法は、運動中の酸素供給と消費のバランスを評価し、AT値を算出することが可能です。

3. 自覚的運動強度の評価
運動中に自覚的運動強度(RPE)を評価することも、AT値の推定に役立ちます。Borg指数などのスケールを用いて、被験者が感じる運動の強度を記録し、これを基にAT値を推定する方法です。このアプローチは、特に運動負荷試験が行えない状況で有用です。


これらの方法は、従来の機器を使用しないため、より多くの患者に対してAT値の測定を可能にし、運動療法の普及に寄与することが期待されています。

 

京都のエール神経リハビリセンターでは、病気によって今後の生活が不安なあなたに寄り添います。オーダーメイドで適格な運動プランの提案や訓練を提供!

ご利用者様の身体状況に合わせてリハビリを進めていきます。

 

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経験豊富な理学療法士・作業療法士がチームを組みご利用者様の思いを実現できるよう最善を尽くします。ご興味があれば体験に来ていただけると嬉しいです。

 

また、脳卒中後遺症による麻痺だけではなく、パーキンソン病などの神経性障害や、変形性膝関節症、脊柱管狭窄症などの運動器疾患、慢性疼痛など様々なお身体の悩みに対しても対応させて頂いております。

 

現在、エール神経リハビリセンター伏見ではリハビリ体験を実施しております。

 

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