肩のトレーニング

こんにちは。京都のエール神経リハビリセンター、作業療法士の里見です。

 

本日は「肩のトレーニングについて」お話していきます。

 

 

肩のトレーニングに取り組む前に構造を知っておくとより効果的になります。ぜひこちらのコラムを合わせてご覧ください。

肩の構造について①」「肩の構造について②

 

また、手足を動かす際に必ず必要になるのが、体幹機能(コアマッスル)です。手足を動かそうとした際に一番初めに働きます。体幹機能が減弱していると手足を鍛えた際に痛みが出たりしますので、こちらのコラムもご覧ください。

体幹の重要性

 

 

肩を鍛えるトレーニング

肩のトレーニングでは、肩の構造を理解し、各部位に適切な負荷をかけることが重要です。以下に、肩を効果的に鍛えるトレーニングを紹介します。

 

 

  1. ローテーターカフを鍛えるトレーニング

肩の安定性を高めるために、ローテーターカフを重点的に鍛えましょう。

  • エクスターナルローテーション(外旋運動)
    チューブや軽いダンベルを使用し、肘を90度に曲げた状態で外側に腕を回します。棘下筋や小円筋を鍛えるのに効果的です。
  • インターナルローテーション(内旋運動)
    チューブを使い、内側に腕を回す動作で肩甲下筋を鍛えます。

 

 

  1. 三角筋を鍛えるトレーニング

三角筋は肩の形状を作る重要な筋肉です。

  • ショルダープレス
    ダンベルやバーベルを使い、頭上に持ち上げる動作で三角筋全体を鍛えます。
  • サイドレイズ
    ダンベルを持ち、腕を横に広げる動作で三角筋中部を鍛えます。
  • リアレイズ
    前傾姿勢でダンベルを持ち、腕を後方に広げる動作で三角筋後部を鍛えます。

 

 

  1. 肩甲骨周囲筋を鍛えるトレーニング

肩甲骨の動きを改善し、肩の安定性を高めます。

  • バンドプルアパート
    チューブを両手で持ち、肩甲骨を寄せるように引っ張る動作で僧帽筋や菱形筋を鍛えます。
  • プッシュアッププラス
    プッシュアップの最上部で肩甲骨を外側に押し出す動作を加え、前鋸筋を鍛えます。

 

 

肩のトレーニングの注意点

  • 正しいフォームを意識する
    肩のトレーニングでは、フォームが崩れると他の部位に負荷が逃げたり、怪我の原因になります。軽い負荷から始め、正確な動作を心がけましょう。
  • 無理のない負荷設定
    肩は繊細な関節のため、過度な負荷は避け、徐々に負荷を増やすことが重要です。
  • ウォームアップとストレッチを徹底する
    トレーニング前後には肩周囲の筋肉を十分にほぐし、柔軟性を高めることで怪我を予防します。

 

 

肩の健康を維持するために

肩は日常生活やスポーツ動作において重要な役割を果たしますが、その広い可動域ゆえに損傷を受けやすい部位でもあります。肩の構造を理解し、適切なトレーニングを行うことで、肩の安定性と機能を向上させることができます。肩の健康を維持するために、日々のケアとトレーニングを習慣化しましょう。

 

 

詳細を知りたいという方や身体について気になることがあるなど、ご相談にも対応しております。

 

 

 

エール神経リハビリセンター伏見では、ご利用者様の身体状況に合わせてリハビリを進めていきます。

 

経験豊富な理学療法士・作業療法士がチームを組みご利用者様の思いを実現できるよう最善を尽くします。ご興味があれば体験に来ていただけると嬉しいです。

 

また、脳卒中後遺症による麻痺だけではなく、パーキンソン病などの神経性障害や、変形性膝関節症、脊柱管狭窄症などの運動器疾患、慢性疼痛など様々なお身体の悩みに対しても対応させて頂いております。

 

現在、エール神経リハビリセンター伏見ではリハビリ体験を実施しております。

 

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