歩行改善の鍵は「体幹」にあり!その重要性
1. はじめに|歩行障害に悩むあなたへ
「最近、歩くのがつらい…」「以前のようにスムーズに歩けない…」
もしかして、あなたは歩行障害に悩んでいませんか?
この記事では、体幹の動きに障害がある方を対象に、歩行障害の原因や種類、そして改善のヒントをお伝えします。
この記事を読むことで、あなたは歩行改善の糸口を見つけ、体幹リハビリの重要性を理解することができます。
2. 歩行障害とは?その原因と種類
原因は様々ですが、主なものとしては以下の疾患が挙げられます。
- 脊柱管狭窄症
- 骨折
- パーキンソン病
- 脳卒中
- 廃用症候群
これらの疾患は、神経や筋肉に影響を与え、歩行に必要なバランスや筋力を低下させます。
3. 京都の歩行障害の現状|専門家が語る現場の実情
京都は高齢化が進んでおり、歩行障害に悩む方が増加傾向にあります。
特に、変形性膝関節症や脊柱管狭窄症といった疾患による歩行障害が多く見られます。
自費リハビリ施設で働く理学療法士として、私は「もっと早くリハビリを開始していれば…」と感じるケースを多々経験します。
歩行障害は、早期のリハビリ interventioninterventionが大切です。
4. 歩行改善の鍵は「体幹」にあり!
歩行時、私たちの体は単に足を動かしているだけではありません。実は、歩行の安定性を支えているのは「体幹」です。体幹とは、頭・手足を除いた胴体部分のことを指し、姿勢の保持やバランス調整に関わります。特に、歩行時には以下のような役割を担っています。
- 姿勢の維持:歩行中に前傾や後傾しすぎると転倒のリスクが高まります。体幹が適切に機能すると、正しい姿勢を保つことができ、安定した歩行につながります。
- バランスの調整:体幹の筋肉は、歩行中に起こる重心の移動をスムーズにし、転倒を防ぐ働きをします。
- 下肢の動きの補助:体幹が安定していないと、足を前に出す際に過剰な筋力を使う必要があり、疲労や痛みにつながることがあります。
体幹の動きが障害されると、歩行にどのような影響が出るか
体幹の機能が低下すると、以下のような歩行障害が現れることがあります。
- ふらつきや転倒が増える:特に高齢者や脳卒中後遺症の方は、体幹が不安定だとバランスを崩しやすくなります。
- 歩幅が狭くなる:体幹が安定しないと、足を大きく踏み出すことが難しくなり、小刻みな歩行(すり足やパーキンソン病の歩行パターン)になりやすいです。
- 速度が遅くなる:歩行時の推進力が低下し、スムーズな前進ができなくなることがあります。
- 代償動作が増える:体幹が十分に機能しない場合、腕を大きく振ったり、腰をねじるような動きが増え、不自然な歩き方になることがあります。
体幹を鍛えることのメリット
体幹を適切に鍛えることで、歩行の安定性やスムーズな動作が改善されます。具体的なメリットとしては、
- 歩行の安定性が向上:正しい姿勢が保たれ、ふらつきや転倒のリスクが減少します。
- 歩幅が広がり、歩行速度が向上:体幹が安定することで、自然な足運びができるようになります。
- 疲れにくくなる:体幹の筋肉が効率的に働くことで、余計な力を使わずに歩くことができ、疲労感が軽減されます。
- 腰痛や膝痛の軽減:体幹が強化されることで、下肢への負担が分散され、痛みの軽減につながります。
体幹を鍛える具体的な方法
歩行改善のためのトレーニングは以下の方法があります。
1.筋力トレーニング
〇ドローイン(腹圧を高めるトレーニング)
- 仰向けになり、息を吐きながらお腹をへこませる
- 深い呼吸を意識しながら10秒キープ×5回
- 〇ブリッジ(骨盤の安定化)
- 仰向けで膝を立て、ゆっくりお尻を持ち上げる
- 10秒キープ×5回
- 3.バランストレーニング
- 片足立ちや膝立ち等、ダイレクトに体幹を使うトレーニングを行い、筋力の発揮と協調性を養います。
3.歩行練習
腰に負担のかからない歩き方、体幹の代償を少なくした歩き方を意識し、実践していきます。
4.動作指導
1つ1つの動き方を注意するだけで腰にかかる負担量は確実に減ります。客観的な視点から動き方のフィードバックを行います。
- これらのトレーニングを継続することで、歩行の安定性を向上させることが可能です。
京都のエール神経リハビリセンターでは、病気によって今後の生活が不安なあなたに寄り添います。オーダーメイドで適格な運動プランの提案や訓練を提供!
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