【パーキンソン病】靴選び

こんにちは。京都のエール神経リハビリセンター、作業療法士の里見です。

 

本日は「パーキンソン病の靴選びのポイント」についてお話していきます。

 

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パーキンソン病の靴選びのポイント

パーキンソン病の患者にとって、適切な靴選びは非常に重要です。以下に、靴選びの際のポイントをまとめます。

 

 


1. フィット感

  • 足にぴったり合うこと:靴は足にしっかりフィットし、動いても脱げないことが重要です。特にかかとが靴の中で動かないようにすることが大切です。

 


2. 軽量性

  • 軽くて扱いやすい:靴は軽量である身体の負担も少なく、長時間の着用でも疲れにくいものを選ぶと良いでしょう。

 


3. 脱ぎ履きのしやすさ

  • 簡単に脱ぎ履きできる:マジックテープやベルクロの靴は、靴ひもを結ぶ必要がなく、簡単に脱ぎ履きできるため便利です。つっかけのような靴は脱ぎ履きには便利ですが、歩行時は不安定になりやすく脱げてしまうリスクもあるので踵がある靴にしましょう。スケッチャーズのようなスリッポンタイプで踵が丈夫で立ったまま履ける靴もあるので、検討してみてください。

 


4. 滑り止め

  • 滑りにくいソール:靴底は滑りにくい素材で作られていることが重要です。これにより、転倒のリスクを減少させることができます。

 


5. 安定性

  • 広い靴底:靴底が広く、安定感のあるデザインを選ぶことで、歩行時のバランスを保ちやすくなります。

 


6. ヒールの高さ

  • 低めのヒール:高すぎないヒールの靴を選ぶことで、転倒のリスクを減らし、安定した歩行をサポートします。クッション性が高い物はヒールが高い物が多いので注意しましょう。

 


まとめ

パーキンソン病の患者にとって、靴選びは安全で快適な歩行を支えるために非常に重要です。フィット感、軽量性、脱ぎ履きのしやすさ、滑り止め、安定性、クッション性、ヒールの高さを考慮して靴を選ぶことで、日常生活の質を向上させることができます。適切な靴を選ぶことで、転倒のリスクを減らし、より自立した生活を送る手助けとなります。

 

 

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