こんにちは。
京都のエール神経リハビリセンター、センター長の米田です。
今回は「めまいのリハビリ」について語っていきます。
「眩暈」は誰しもが経験するものだと思います。
しかし、一過性で消失するものもあれば、3ヵ月以上も悩まされる場合もあります。
最初はメニエール病や前庭神経炎など診断が下り、治療を行う。
そして、その原疾患が寛解したにも関わらず未だに眩暈に苦しんでいる。
そんな状態ではありませんか?
例え、原疾患が治ったとしても、長期間動くことが億劫となり休んでいた結果、
図のように負のサイクルを形成する結果になる可能性が高いです。
そんな方、リハビリすることで改善する可能性があります。
方法としては2つあります。
一つは「前庭リハビリテーション」です。
あまり聞き馴染みの無い方もいらっしゃると思います。
リハビリといえば、骨折・脳卒中等のリハビリをするイメージが強いと思います。
日本では眩暈のみを主症状としてくる方は少ないため、症例数が少ないのが現状です。
しかし、海外では眩暈に対してフォーカスした「前庭リハビリテーション」が確立しています。
まず「めまい」とは錯視体験やふらつき・浮遊感等の異常感覚の事を指します。
原因は様々ですが、主には「内耳」と呼ばれる耳の近くに存在する「三半規管」・「耳石器」や前庭神経などの機能が障害されて生じます。
「前庭リハビリテーション」はその機能を補填・代償・強化し、安心安全の生活を確保することを目的として行うものです。
※メニエール病等、今すぐに治療が必要な場合はそちらが最優先になりますので、適応外になります。
具体的な「前庭リハビリテーション」の効果としては主に3つ。
①適応化:前庭動眼反射・前庭頸反射・前庭脊椎反射などの強化
②代償:視覚や体性感覚など、前庭以外での機能が代償するようプログラミングされてくる。
③慣れ:特有の動きに対しての慣れ
等です。
2つ目は「認知行動療法」です。
これは心理学の面で良く聞く言葉です。
具体的には、どのような「場面」「頻度」「強さ」によって眩暈が起きるのか自覚を促していく手法になります。
眩暈が起きる状況が具体化できれば、生活上で何を気を付ければいいのか分かり、不安が少なくなる。
そうすることによって今まで「眩暈」に集中していた部分から一転、他にも視野が拡がるようになり、QOLが向上する。
といったものになります。
しかし、これは専門的な知識が必要な場合もあります。
京都のエール神経リハビリセンターではそんな眩暈に苦しむあなたの状況に合わせてオーダーメイドで適格な運動プランの提案や訓練を提供しております。
それ以外にも脳梗塞などの脳血管障害、パーキンソン病などの神経疾患、変形性膝関節症などの整形疾患に対してもリハビリを行っています。
現在、京都のエール神経リハビリセンターではリハビリ体験を1,100円で実施中です!
是非、自身の身体の状況を知ってみませんか??
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