運動生成理論に基づいたリハビリ

こんにちは。京都のエール神経リハビリセンター、作業療法士の里見です。

 

本日は「運動生成理論に基づいたリハビリ」についてお話していきます。

 

 

私は約10年間のリハビリ提供の中でも、脳梗塞や脳出血で麻痺が残った方へリハビリをする機会が多くありました。リハビリを繰り返す中で、さらに効果的なリハビリができないものかと常に悩み、考え取り組んできました。

 

麻痺が残る状態から元の状態に戻すためには、人間がどのようにして身体や精神機能を構築させ、環境に対応しているのかを探究する必要がありました。

 

そのため大学でも学んだ解剖学、生理学、発達学を再学習し、それに加え身体心理学や神経科学、生体力学などさまざまな学問から人間を学びました。

 

その中でも画期的だったのが運動生成理論でした。

これまで学んできたリハビリの基準を変えるような内容であり、人間という構造体が地球という環境(力学的な法則)の中でどのように運動を生み出しているのかを解いています。

 

 

「脳が無い動物はいるが、身体の無い脳はいない」

 

 

脳が運動の中枢(司令塔)であるとするならば、動くものすべてに脳が存在する必要がありますが、現実には脳が無い生物は多く存在しています。

 

このことから脳とは運動の中枢(司令塔)ではなく、身体を介して入力される様々な感覚情報を出力に変える変換装置であるといえます。

 

環境からの情報(感覚)は身体を介し電気信号として体内に入力され、脳で情報処理をした後に運動情報に変換され、それが電気信号で筋などに送られ運動として環境で作用しています。

 

となれば人間の動きを変えたければ「感覚」を変える必要があると言えます。

歪んだ状態で感覚が入力されれば、運動も歪んだものとして作用してしまいます。

 

以上のことから当センターでは、適切な身体の状態で最適な感覚導入を行い、身体が自動的に行う情報整理(自己組織化)を促すことができるリハビリを実施しております。

 

 

🔳最適な感覚導入と目指すポイント

固定感覚ではない感覚入力により固定部位の運動性を改善する。

直接的に含内側系を活性化する感覚入力により過剰運動部位を改善する。

動作の統合を行う。

 

 

 

運動生成理論に基づいたリハビリは、脳卒中後遺症による麻痺だけではなく、パーキンソン病などの神経性障害や、変形性膝関節症、脊柱管狭窄症などの運動器疾患、慢性疼痛などなど多岐にわたり効果を実感しております。

 

 

運動生成理論の詳細を知りたいという方や身体について気になることがあるなど、ご相談にも対応しております。

 

 

エール神経リハビリセンター伏見では、ご利用者様の身体状況に合わせてリハビリを進めていきます。

 

 

現在、2時間1,100円(カウンセリング込み)でリハビリ体験を実施しております!

 

 

経験豊富な理学療法士・作業療法士がチームを組みご利用者様の思いを実現できるよう最善を尽くします。ご興味があれば体験に来ていただけると嬉しいです!

 

 

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特別リハビリ体験のご案内 | エール神経リハビリセンター 伏見 (aile-reha.com)

 

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