こんにちは。京都のエール神経リハビリセンター、作業療法士の里見です。
本日は「適切な靴選び」についてお話していきます。
皆様はいつもどのような靴で外出するでしょうか?
私自身、靴が好きで革靴やスニーカーなどいろいろな靴を楽しんでいます。
靴は、お仕事やファッションや気分によっていろいろと履き替えることが多いと思います。
その際、革靴やヒールで歩くよりもスニーカーで歩く方が楽だなと感じたことはないでしょうか?
足の構造として、28個の骨と55か所の関節で構成されており、衝撃吸収能力や推進力などの力を上手く作り出す機能を持っています。
これらの機能が阻害されることで、身体の別の部位で代償してしまい疲労感に繋がることが考えられます。
また、人はバランスを取る際の感覚処理の比率として視覚10%、前庭感覚20%、体性感覚は70%も使用していると言われています。
立ち上がれば地面に触れるのは足のみとなることからも、足からの感覚が重要であることが分かります。
靴の中に小さな石が入った状態で歩くと、歩き方が変になることがあります。小さな石でさえ、歩き方を変えてしまうほど大きな感覚として身体は取り込んでいます。
以上のことから靴による足部機能の阻害(変化)は、気づかないうちに徐々に身体への影響をもたらす可能性があります。
靴による足への影響についてお伝えしている記事を見つけましたので、また参考にしてみてください。(裸足と靴の足の比較研究)
そこで足の機能をできるだけ阻害しない靴の選び方を歩行時の足部機能と合わせてご提案させていただきます。
①振り出した足の踵を地面に着く。
踵からの衝撃は、ふくらはぎの筋の働きを誘発させるために必要不可欠な感覚になります。
・靴に求める機能:踵がしっかりと硬い物
➁踵を着いた後、足首より前の関節が捻じれる。
この捻じれが衝撃吸収から推進力への切り替えになります。
・靴に求める機能:靴を捻じった時に前足部と後足部の捻じれがある程度でる物
➂その後、前足部の関節(小指から母指の付け根)に力が加わり、関節が曲がる。
前足部関節への荷重による下腿前面の筋の誘発と、関節がしっかりと曲がることによりその後の蹴り出しが生まれます。
・靴に求める機能:前足部が柔らかく、しっかりと曲がる物
〇足部機能に対応した靴の選び方のまとめ
・踵がしっかりと硬い物
・前足部と後足部の捻じれがある程度でる物
・前足部が柔らかく、しっかりと曲がる物
靴選びの詳細を知りたいという方や身体について気になることがあるなど、ご相談にも対応しております。ご興味があれば体験に来ていただけると嬉しいです!
エール神経リハビリセンター伏見では、ご利用者様の身体状況に合わせてリハビリを進めていきます。
経験豊富な理学療法士・作業療法士がチームを組みご利用者様の思いを実現できるよう最善を尽くします。ご興味があれば体験に来ていただけると嬉しいです!
また、脳卒中後遺症による麻痺だけではなく、パーキンソン病などの神経性障害や、変形性膝関節症、脊柱管狭窄症などの運動器疾患、慢性疼痛など様々なお身体の悩みに対しても対応させて頂いております。
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