血管の柔軟性を高める運動

こんにちは。京都のエール神経リハビリセンター、作業療法士の里見です。

 

本日は「血管の柔軟性を高める運動」についてお話していきます。

 

 

いきなりですが、血管は硬くなるのでしょうか?

 

 

結論、筋肉などと同じで使わなければどんどん硬くなります。

 

血管が硬くなる要因としては、動脈硬化などの生活習慣病や運動不足、身体構造の高齢化などがあげられます。

 

動脈硬化など生活習慣病に関しては専門的な治療との併用が必要となりますが、運動不足や身体構造の高齢化に関しては、対策をすることで血管の柔軟性を維持することができます。

 

まずは血管の通り道を確認してみましょう!

血管は全身の隅々まで行きわたっています。その役割として脳を始め、内臓や筋肉、骨へ栄養を運んだり、余分な物の排出のため、身体の表面だけでなく奥深くまで間を縫うように張り巡らされています。

 

 

 

ということは・・

血管を動かそうと思った場合は、身体を動かせば連動して動いてくれるということになります。

 

そのため、今回提案させて頂く運動は

効果的!且つ効率的な運動であるウォーキングです!!

 

ウォーキングなどの有酸素性運動を習慣的に行うと、動脈硬化を抑えられることが、産業技術総合研究所(産総研)による10年間の追跡調査で明らかにされています。

 

有酸素性運動による動脈硬化の抑制効果が最大になるのは、活発なウォーキングやジョギングなどを週に4〜5日、30〜60分程度行った場合だという結果がでたそうです。

 

そしてこの効果は、毎日の積み重ねによる継続的なものであることも判明しております。

 

 

そのため具体的に実施して頂く内容としては、

 

ウォーキングなどの有酸素性運動を30〜60分程度を週に4〜5日実施し、少なくとも4週間継続することで動脈硬化の改善が期待できるということになります。

 

また、血管のマッサージも「血圧について」に記載しておりますので参考にしてください。

 

お身体の状態によって、運動量や負荷量は変化します。

 

自分に合った運動を知りたいという方や身体について気になることがあるなど、ご相談にも対応しております。ご興味があれば体験に来ていただけると嬉しいです!

 

 

エール神経リハビリセンター伏見では、ご利用者様の身体状況に合わせてリハビリを進めていきます。

 

また、脳卒中後遺症による麻痺だけではなく、パーキンソン病などの神経性障害や、変形性膝関節症、脊柱管狭窄症などの運動器疾患、慢性疼痛など様々なお身体の悩みに対しても対応させて頂いております。

 

現在、エール神経リハビリセンター伏見では2時間1,100円(カウンセリング込み)でリハビリ体験を実施しております!

 

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