【心血管疾患、糖尿病、認知症予防】地中海食について

こんにちは。京都のエール神経リハビリセンター、作業療法士の里見です。

 

本日は「地中海食」についてお話していきます。

 

 

地中海食とは

地中海食(Mediterranean diet)は、地中海沿岸の国々(特にイタリア、ギリシャ、スペイン、モロッコなど)の伝統的な食事スタイルを基にした食事法です。この食事法は、健康的な食生活として広く認識されており、心血管疾患や糖尿病、認知症のリスクを低下させる効果があるとされています。

 

地中海食の特徴

  • 植物性食品の豊富な摂取

野菜、果物、全粒穀物、豆類、ナッツ類が中心となります。これらは食物繊維や抗酸化物質が豊富で、健康に良い影響を与えます。

 

  • オリーブオイルの使用

主な脂肪源としてエキストラバージンオリーブオイルを使用します。オリーブオイルには不飽和脂肪酸が多く含まれ、心血管の健康をサポートします。

 

  • 魚介類の摂取

魚やシーフードを週に数回摂取することが推奨されており、特にオメガ3脂肪酸を含む魚が重視されます。

 

  • 赤身肉の制限

赤身肉の摂取は少なく、鶏肉や卵は適量に抑えます。乳製品は主にヨーグルトやチーズを少量摂取します。

 

  • 適度な赤ワインの摂取

食事と共に適量の赤ワインを楽しむことが一般的です。ただし、飲酒が推奨されるのは、日ごろから飲んでいる人に限ります。

 

 

健康効果

1.心血管疾患のリスク低下

地中海食を実践することで、心筋梗塞や脳卒中のリスクが低下することが多くの研究で示されています。

 

2.認知機能の保護

認知症やアルツハイマー病のリスクを低下させる可能性があり、特にオリーブオイルやナッツの摂取が重要とされています。

 

3.糖尿病予防

食物繊維が豊富な全粒穀物や豆類の摂取が、血糖値のコントロールに寄与します。

 

4.肥満の予防

健康的な脂質を含む食事は、満腹感を持続させ、過食を防ぐ助けになります。

 

 

地中海食の実践方法

  • 毎日野菜と果物をたっぷり摂る
  • 主な油脂としてオリーブオイルを使用する
  • 全粒穀物を主食に選ぶ(例:玄米、全粒粉パン)。
  • 魚や豆類を積極的に摂取する
  • 赤身肉の摂取を控え、鶏肉や魚を選ぶ
  • 甘いお菓子や加工食品は控え、デザートには新鮮な果物を選ぶ

 

まとめ

地中海食は、健康的な食生活を促進するための優れた選択肢です。豊富な植物性食品と健康的な脂質を中心にしたこの食事法は、心血管疾患や認知症のリスクを低下させるだけでなく、全体的な健康をサポートします。日常生活に取り入れることで、楽しみながら健康を維持することが可能です。

 

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